はじめに

この資料は Rust 製のコマンドラインツール tre-command について紹介するものです。

Rustの環境構築やツールのインストール方法については以下を参照してください

Rust開発環境を整える

tre-command はtree をよりモダンにした代替ツールです。コマンド名は tre です。

tre-command について

GitHub - dduan/tre: Tree command, improved.

デモ

機能

• ディレクトリ構造をツリー状に表示します。
• .gitignoreの設定により、gitリポジトリの無視されたファイルを読み飛ばします。
• ファイルを開くために、各リストにシェルのエイリアスを作成します。
• LS_COLORS 設定がある場合、それを尊重して色分けして出力します。

使用方法

tre [FLAGS] [OPTIONS] [path]

フラグ

• -h , —-help ヘルプ情報を表示する
• -V , —-version バージョン情報を表示する
• -a, --all すべてのファイルを出力する デフォルトでは、隠しファイル（ドット（.）で始まるファイル）をスキップされる どんな場合でも、treeはファイルシステムの構成要素である ‘.' (カレントディレクトリ) と ‘..' (親ディレクトリ) を表示しない．