この資料は Rust 製のコマンドラインツール fwatcher について紹介するものです。
Rustの環境構築やツールのインストール方法については以下を参照してください
fwatcher は、ディレクトリやファイルを監視してコマンドを自動的に実行することができるCLIツールです。ライブラリとして利用することもできます。ZoomやGoogle Meets などのリモート会議を録画させておき、録画ファイルが生成されたタイミングで、文字起こしや議事録作成などの作業を自動化させるときなどにも使用することができます。
GitHub - FuGangqiang/fwatcher.rs: Auto run command when some files changed.
fwatcher [options] <CMD>
-h
, —-help
ヘルプ情報を表示する-V
, —-version
バージョン情報を表示する-r
, --restart
コマンドを自動再起動する
デフォルト:false
-d
, —directory
<dir>
監視するディレクトリを指定する
デフォルト: .
(カレントディレクトリ)-p
, --pattern
<pattern>
監視ファイルのグロブパターンを与える
デフォルト: *
-P
, --exclude_pattern
<exclude_pattern>
ファイルグロブパターンを排他的に監視する
デフォルト:NULL
—delay <second>
監視開始までの遅延時間を秒で指示する
デフォルト: 2
-i
, --interval
<second>
ファイルシステムをスキャンする間隔を秒で指示する
デフォルト: 1
<CMD>
実行させたいコマンド